「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第185回ー小型株投資家が選んだJALCO(田辺順一)・WHDC(岩尾俊兵)両社長の存在感ー

2018年から趣味と実益を兼ねて小型成長企業JALCO(6625)株中長期投資を楽しんできました。私の投資手法は、「小型優良企業」を見つけ、「成長初期の割安時」に買い付け、「中長期ファンダメンタル投資」する、というスタイルです。

 

最近、別の魅力的な小型株を見つけました。THE WHY HOW DO COMPANY(3823・岩尾俊兵社長、以下WHDCと略記という企業です。個人的に慶応大学商学部・准教授でもある若手の岩尾社長(36歳)のファンで、4月からWHDC株主になりました。

 

JALCO・WHDC共に、東証スタンダード上場の成長期待「小型企業」です。        

JALCO田辺社長野村証券出身でJALCO筆頭株主でもあります。事業基盤としては、アミューズメント(パチンコ)業界に特化した不動産事業・M&Aコンサル事業を軸としています。長期構想として”金融の民主化という理念を掲げています。

毎月1回株主向けの動画を配信し(1時間半~)、株主の質問に回答する「株主対話型」経営が特徴です。田辺社長の謳い文句は「皆んな自分で考えようヨ」と株主の主体性と金融リテラシー向上を望んでいます。また株主配当は、直近4年で0円→2円→6円→18円と増配基調です。「累進的配当」政策を取っているので、今後共、高利回りが確保される見通しです。

 

WHDC岩尾俊兵社長は慶応大学商学部の現役准教授で、幾つかの学会賞を受賞してきました。著書はべスセラー作品も多く、動画は20本以上、SNS(X)発信も積極的です。『経営の目的は「ヒトの幸せの創造」』を唱え、”価値創造の民主化を目指しています。「論理的思考力*言語能力*情熱」何れも高いレベルの新進気鋭の経営学者であり、実戦での経営手腕に期待がかけられています。

 

実は、個人的に、岩尾俊兵准教授について、その活躍ぶりを’24年1月から追っていました2024/1/11~1/12付のJALCO掲示板への投稿コメントを引用します。

 

JALCOホールディングス(株)

527
2024年1月11日 09:18

>>526

この岩尾俊平氏は只者ではない父の事業失敗で中卒で自衛隊に入隊し、その後大検に合格し、慶大→東大大学院(博士課程)に進んだという変わった経歴の持ち主。

単なる頭でっかちの博士ではない。論考を読めばすぐわかる。YouTube動画にも幾つか登場するし、昨年本も出版している(図書館予約した)。仕事や会社経営や、株も、単なる金儲けではない。個々人、皆、人生の経営者だ。

投資の参考になりましたか?(はい7・いいえ7)

541
2024年1月11日 23:49

>>527

著書「13歳からの経営の教科書」を読んだ。やはり只者ではない。大学教授程度では満足しないだろう。起業するタイプではないか?田辺社長に似た大物感がある。期待したい!

投資の参考になりましたか?(はい3・いいえ6)

 

本ブログ第35回('24/2/15)・第38回('24/2/17)・第39回('24/2/18)に関連記事を投稿しました。

 

以上、田辺順一・岩尾俊兵両社長の関連トピックスです。

 

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800億円資産を持つ「伝説の投資家」清原達郎氏は著書-「わが投資術」の中で、『小型株の成長性は「経営者」が9割』と明言しています。同感です。また「経営トップ」たる社長の「言葉」の力は重要です。

以下「力のある言葉」の源は何かを考えた「仮説」です。

 

仮説1

教養=体験を伴う*思考力(*発想力=創造性)

   参考書:出口治明「出口版学問のすすめ

 

仮説2

人を動かす隠れた本音(動機)=インサイト

  参考書:佐藤・阿佐美「センスの良い考えには型がある」

暗黙知  形式知  人の心・身体を動かす力

   参考書:ポランニー「暗黙知の次元」

   

   参考書:梅田悟司著「言葉にできるは武器になる」

 キーワード「内なる言葉」

(1)「考える」という行為は、頭の中で「内なる言葉」を駆使している。

(2)心が揺さぶられるスピーチ感動的プレゼンは、話し手が人生を賭けて成し遂げたいという姿勢に満ちている。

(3)言葉が響けば人は自然と動き出す。人の心を動かすのは、話している本人の本気度使命感であり、気持ちが総動員された体温のある言葉だ。

 

仮説3

 社長の経営哲学=人生哲学が反映=本人の人間力+センス

   (本気度・真剣味・使命感)

 

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「人の心や身体を動かす」言葉の力は、企業経営において「従業員」「顧客」取引先」「株主など利害関係者を始め広く社会全体に大きな影響力を及ぼします。

 

「資本主義」経済社会において、投資家が投じた資金は企業経営者や従業員の力により事業展開され、顧客満足と同時に企業の売上高・利益となります。投資家たる株主にも投資額に応じた応分のメリットが還元されます。

株主の恩恵は配当(Income-gain)株価値上がり益(Capital-gain)だけでなく、投資先企業が掲げる「金融の民主化」「価値創造の民主化などの「長期構想」実現に貢献し、株主としての達成感や小さな成功体験に繋がります。

 

個人的には、JALCO投資生活は7年を経て、投資環境や業績や株価の推移は”波乱万丈”でしたが、今日(2025/5/9)現在、58%の利益率と9.4%の高配当利回りを得ています。経済的メリットと併せ、株式投資」というよりも不確実性テーマ」挑戦に際し、関連知識・思考プロセスや投資哲学を学んできた様な気がします。

またWHDC銘柄は株主生活2週間で利益率は10%ですが、大きな成長期待を持つ話題の銘柄です。早い時期での買い増しを考えています。

 

JALCO・WHDC両銘柄「小型成長期待株」として、短期的には2バガー、中長期的には10バガーの期待を持っています。その上で、JALCO田辺社長の「金融民主化WHDC社長の「価値創造の民主化という長期構想の実現とセットでの”夢”実現を望んでいます。「小型成長企業」の小口オーナーの一人として、自己研鑽しつつ、田辺順一・岩尾俊兵両社長の挑戦を見守りたいと思います。