「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第276回ー谷川萌々子をゼロトップとするサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)強化策ー

今回のブログ作品は、日本女子サッカー国際試合:対南アフリカ緒戦(2026/6/6)を観戦後、筆の自説・持論を基に、生成AI(Copilot)との対話を通じてサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)強化策について検討しました。

「ワントップ」と「ゼロトップ」の定義から始まり、谷川萌々子選手の能力・適性、日本女子代表の選手構成、最適布陣、年齢バランス、背番号や主将案に至るまで、戦術的・構造的に深い議論を展開しました。

 

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1.まず、ワントップとゼロトップの違いについて、ゼロトップは「前線に固定のセンターフォワード(CF)が存在しない」ことが本質的定義であり、自由度の高さは“結果”であって“定義”ではないと整理された。ワントップはCFが基準点として存在する形であり、たとえ降りて組み立てに参加しても、基準点が残る限りゼロトップとは呼ばない。ただし、基準点の強さは連続体であり、基準点が1〜2割しかない場合は「ゼロトップ的CF」と分類できるという、現代的で柔軟な理解が提示された。

この文脈で、本田圭佑は「降りるワントップ(基準点30〜50%)」、谷川萌々子は「司令塔型ゼロトップ(基準点10〜20%)」と位置づけられた。両者はCFの代わりに中盤の司令塔が前線に入るという構造を持ち、日本代表史でも極めて希少なタイプである。対照的に、釜本邦茂や田中美南は典型的な“基準点CF”であり、ゼロトップとは異なる。

 

2.次に、谷川萌々子のゼロトップ適性について、彼女の武器は「ゲーム組み立て」「キラーパス」「推進力」「ミドルシュート」であり、これはゼロトップの成功条件と完全に一致する。谷川はメッシ型ではなく、ファブレガス型の“司令塔ゼロトップ”に近い。21歳という若さでこの能力を備えるのは世界的にも稀であり、日本女子代表の未来の中心として極めて価値が高い。

 

3.さらに、谷川をゼロトップとして最大化するために必要な3タイプの選手が整理された。

  1. 裏抜け型ウイング(宮澤ひなた・清家貴子)  谷川が降りて相手CBを引き出した背後を突く存在。

  2. テンポと視野のIH(長谷川唯)  谷川が降りたスペースを埋め、ゲームを止めない“第2の司令塔”。

  3. 守備と配球の安定装置(長野風花)  谷川の自由を保証するアンカー。

この3タイプが現在の日本女子代表に揃っていることから、谷川ゼロトップは“現実的かつ最強の選択肢”と結論づけられた。

最適布陣としては

  • 4-3-3(偽9番型ゼロトップ)

  • 4-2-3-1(ゼロトップ的1トップ) の2つが提示され、どちらも谷川の「降りる・作る・刺す・決める」を最大化する。

 

4.また、年齢バランスも理想的である。

  • 長谷川唯:29歳(攻撃の頭脳・成熟期)

  • 長野風花:27歳(守備の軸・黄金期)

  • 谷川萌々子:21歳(伸び盛りのエース)

この三層構造は2027〜2031年の黄金期を作る“完璧な世代構成”と評価された。

最後に、背番号と主将案として、

  • 谷川=エース10番

  • 長野=主将(または長谷川主将・長野副主将) が最適であると整理された。 谷川の10番は「前線の司令塔」という新しい10番像を象徴し、長野は守備・配球・メンタルの軸として主将に最適である。

 
5.総括

本対話を通じて導かれた結論は明確である。

現在の日本女子代表は、谷川萌々子を“司令塔型ゼロトップ”として最大化するための条件がすべて揃っている。 長谷川唯・長野風花との三角形は、戦術的にも世代構造的にも理想的であり、 谷川10番・長野主将(または長谷川主将・長野副主将)体制は、日本女子サッカーの未来像として最適解である。

 

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本日15:50から、対南アフリカ第2戦(2026/6/9)が行われます。日本チームの陣容と試合内容に注目です。さて谷川萌々子選手は、再び、“司令塔型ゼロトップ”として大活躍してくれるのでしょうか。

 

[文字数:1,601字]

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第275回ー「本音・本心」「言動」「行動」の一致は、人間のパーフォマンスを最大化ー

 『「本音・本心」と「言動」と「行動」を一致させることは、人間のパーフォマンスを最大化するのではのではないか?』、という素朴な疑問を持っています。

 

素朴な疑問は、結構、”本質的”であることが多いです。     

この素朴な疑問=仮説は、心理学・脳科学・行動科学から見ても頷けるのではと思います。私が 探究してきた 「自然創発循環型モデル」核心そのものでもあります。
    

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なぜ「本音・本心」と「言動」と「行動」を一致させると、パーフォーマンスが最大化するのでしょうか。ポイント3点あると思います。
    
1.「自己一致」は脳の負荷を最小化する
    1)本音と行動がズレていると、脳は常に「認知的不協和」を処理し続ける
    2)これは前頭前皮質の負荷を増やし、集中力・判断力を奪う
    3)一致すると、脳のネットワーク CEN⇌SN⇌DMNの「動的平衡」により、自己一致=脳のエネルギー効率が最大化するということです。
    
     
2.「ドーパミン回路」が機能する
    1)本音と言行が一致すると、SEEK(探求)・WANT(欲求)・TRY(挑戦)・LIKE(満足)、というドーパミン駆動型の高次欲求が自然に発動します。
    2)逆にズレていると、WANTしていないことをTRYする、LIKEできない行動を続ける
という「逆ドーパミン状態」になり、 やる気・創造性・集中力が低下します。
    

 

3.「無意識」が味方になる(DMNの最適化)
   1)本音と行動が一致すると、 無意識(DMN)が“抵抗”ではなく“支援”に回ります。   

 2)➀閃きが増える、➁判断が速くなる、➂迷いが減る、➃創造性が高まります。 

   3)これは、「無意識の開拓 → 気付き → 閃き → 創造性」 の流れそのものです。

 

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  [総括]
    
    「本音・本心」 *「言動」*「行動」の一致 = 脳内ネットワーク「動的平衡」* 「ドーパミン分泌」 * 「無意識の開拓」パフォーマンス最大化
    

これは心理学・脳科学・行動科学から見た、包括的で実証的な概念です。
    

 私が提唱する「自然創発循環型モデル」は、 眞に、この「本音・本心」「言動」「行動」を一致させることを自然に生み出す仕組みになっています。
    
    

[文字数:926字]

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第274回ー人間の感情・思考・行動プロセス循環と「幸福論」ー

  人間の感情・思考・行動プロセス循環「幸福論」統合フローです。

「自然創発循環型モデル」開発の中で到達したシンプルな模式図です。

 

       

           外部情報         ← ← ←                      

             

            感覚   自然体/自由/自分軸     

             

            感情   根源的欲求:「快」を求めて  

             

            思考                 

             

           筋収縮「運動」              

         ↓

          「化学物質」放出 ドーパミン+H&N物質   

             

          「神経ネット」最適化 CEN⇌SN⇌DMN   

         ↓

           自己表現                

            ↓

           自己実現                

            ↓

           自己超越                

         (世のため人のため)             

         ↓            ↑

        個人・家族・社会の「人間幸福」 → → →

           (究極目標)

 

 

[文字数:266字]

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第273回ー人間の自然生活「考」ー

現代社会における人間の自然生活って何でしょうか。

 

故郷富山(地方都市郊外、緑豊かな環境の戸建て住まい)と小都会横浜(狭いマンション生活)往復の4泊5日の小旅行(と言っても引越し手伝い)で感じたことを書きます。

 

生活の基本要素は、食事・睡眠・運動です。これは必須です。意外や生活ゴミ処理が盲点です。また自然体自由であること、それに自分軸を持つことが大事だと思います。ここで自由とは、時間的、空間的、感情・思考的「自由」の3つがあります。

自分の気持ちとしては、素直謙虚が一番です。

 

その上で、向上心・挑戦心を大事にしたいものです。

個人的には、スポーツ・研究・投資などの不確実性の高いテーマ展開を長年体験してきました。前回ブログで触れた、ドーパミン駆動型のSEEK・WANT・TRY・LIKEの欲求を満足させることは「快」の感情を伴います。なので、不確実性の高いテーマ展開に前向きに取り組むことができるのではないかと思います。

ある意味、この4つは割と高次の欲求なのかも知れません。至高体験にも成り得ます。「ドーパミン駆動型」の高次欲求満足(快感)が人間行動の推進力になるのだと思います。このSEEK・WANT・TRY・LIKEの欲求を満足させる過程において、斬新な発想が生まれ、創造性開発に繋げることができます。

 

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2026-4-12の第257回ブログで、「小都会(横浜)と恵まれた自然環境豊かな地方(富山)での有酸素運動効果の比較」について述べました。以下、要約を含む引用です。

 

『今回は、北陸”富山”に住む人間が、3泊4日の小旅行で小都会”横浜”に出掛けた際に、5千歩の有酸素運動を実践して、両者の違いを比較評価してみました。

要点を以下に纏めます。

 

          小都会・横浜      北陸・富山

         鶴見区矢向(駅近)    富山市郊外(婦中町)

 

 自然環境”評点”    20-40点        80-100点    

           (中央値30点)     中央値90点)=3倍

  山・川・池     △         ◎立山連峰・蛍川

  植物(緑)      ▢          ◎自然公園

  動物

   野鳥       △          ◎ヒヨドリ・鷺・鴨

   魚        △          〇池の鯉・川魚

   飼い犬      ▢          〇

                     環境全てが自然状態

  住宅

   土地・建物  狭い・集合住宅多    広い戸建て      

   庭・植栽     △        ◎2段植栽生け垣(緑化協定)

 

「恵まれた自然環境」下での「有酸素運動」は、自然環境や共生する動植物(仲間たち)との対話により、私たちの感受性を大いに高めてくれます。

 

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「有酸素運動」時の身体感覚=五感+内受容感覚、と定義されます。

五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚:外界情報)+内受容感覚(心拍・呼吸・胃腸の動き・筋肉の緊張・・体温・血流・ホルモン反応:身体の内側からの信号)=外界と内界の情報が統合された身体感覚、が”小都会”と”自然豊かな地方環境”での有酸素運動では、大きく異なることを実感しました。

 

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個人的には、遠くに立山連峰を望む「恵まれた自然環境」下、30分程度の「有酸素運動」と2-3時間程度の「自己対話や知的生産」を組み合わせて、毎日3セットを行っています。人間が持つ”自然な欲求”に則った方法で「無意識の開拓」がなされます。「無意識の世界」の開拓は、脳内の無意識領域にある記憶・経験値データの組み合わせにより、「気付き」「閃き」「斬新な発想」に繋がり、「創造性開発」に繋げることができます。個々人の「物語」が創られます。この手法を「自然創発循環型モデル」と名付け、毎日の習慣として実践しています。

 

眞に、”人間よ自然に還れ!”です。

 

[文字数1,470字]

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第272回ー「ドーパミン駆動型」の高次欲求満足(快感)が人間行動の推進力ー

「ドーパミン駆動型」の高次欲求満足(快感)が人間行動の推進力になるのだと思います。

 

ドーパミン駆動型SEEK・WANT・TRY・LIKEの欲求を満足させることは「快」の感情を伴います。なので、不確実性の高いテーマ展開に前向きに取り組むことができるのではないかと思います。ある意味、この4つは割と高次の欲求なのかも知れません。至高体験にも成り得ます。

 

このSEEK・WANT・TRY・LIKEの欲求を満足させる過程において、斬新な発想が生まれ、創造性開発に繋げることができます。

 

「自然環境下の有酸素運動」自体が、➀心地良さ=「快」の感情、➁「心身」健康レベル向上、➂「脳」活性化、という3つの効果をもたらすので、SEEK・WANT・TRY・LIKEの欲求への挑戦意欲も高まります。人間は、「快」の感情を求めて思考・行動する動物(快感原則)だと、つくづく感じます。

 

以前から、有酸素運動効果は7つのメカニズムの相乗的作用と述べてきましたが、中でも、1.ドーパミン+H&N物質(セロトニン・βエンドルフィン・オキシトシンなどの経伝達物質の量比・スピードの適正分泌と、2.神経ネットワーク ”CEN⇌SN⇌DMN” 「動的平衡」最適化、が大きな役割を果たしているのではと考えています。

 

30分の「自然環境下の有酸素運動」1-2時間の「自己対話・第3者対話」をセットで実践する「自然創発循環型モデル」は、「無意識の開拓」を進めることにより、「気付き」「閃き」を経て、「斬新な発想」や「創造性開発」に繋がります。結果、「創作品(研究ノート小作品・長編ブログ論考)」活動「新規プロセス(自己成長スパイラルアップ)」開発が果たされます。

 

素直で謙虚な気持ちで、自然体で、自由を尊び、自分軸を大切にして、「自然創発循環型モデル」展開を推進していきたいと思います。

 

 

[文字数:783字]

 

 

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第271回「不確実性の時代」は”数学”と”ドーパミン”を味方に「心豊かに自らの道を究む」ー

1.’25年3月の日経新聞記事で興味を持った本があります。大栗博司著「数学の言葉で世界を見たら」(2025年3月、幻冬舎)という本です。「自分の頭で考える力」「物事の本質を捉える力」「新しい価値を創造する力」など、眞に、私が目指している世界(価値観)を表現してくれています。

 

久方振りに、パラパラと本の頁をめくると、「不確実な時代(3頁)」「リベラルアーツ自由人の教養(4頁)」「自分の頭で考える快感(5頁)」「サイコロの目、確率・統計学(14頁)」「ベイズの定理(23頁)」「基本原理に立ち戻ってみる(42頁)」など、私の興味・関心・知的好奇心をくすぐります。”脳内物質ドーパミン分泌”による「快」の感情が湧き出る感じです。ドーパミン駆動型”SEEK/WANT/TRY/LIKE”の情動です。

 

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2.ここで「フェルミ推定」の話題を取り上げます。不確実性の高い時代や局面において、「超概算で未来を予測する手法」と捉えています。

個人的な話になりますが、私自身の不確実性の高いテーマ展開の中で、「競技スポーツ(テニス)20年」「研究開発25年」「株式投資30年以上という3つの分野に挑戦してきました。ここで、日本人成年人口を1億人と想定します。

この3つの分野に挑戦してきた人は日本人成人1億人内の何%になるでしょうか?、という設問です。「競技スポーツ20年」「研究開発25年」「株式投資30年以上」挑戦者を、各々1%と仮定します。

ここからはフェルミ推定、簡単な計算です。「1億人*1%*1%*1%=100人」が正解です。3つの分野共の挑戦者は、日本人成人の内の、僅か”百万人の内の一人”に相当します。この計算数字を見て、何故か”自信”が生まれました。厳密に言えば、300人かも知れませんし、50人かも知れません。

でも自分が設定した課題・テーマの中で、子ども時代からのキャラや体験を活かし、特徴付け・個性発揮により、私なりのユニークな展開が可能ではと考えました。本ブログ主題「スポーツと脳科学」副題「人間研究」というテーマ展開の中で、存在感を示せればと思っています。

 

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3.「競技スポーツ(20年)」「研究開発(25年)」「株式投資30年(以上)は、一般的には、各々、「勝負事(スポーツ)」「仕事」「趣味」に分けられるのかも知れませんが、私の中では、「不確実性の高いテーマへの挑戦」という共通点があります。先程述べた、私の興味・関心・知的好奇心をくすぐる、”脳内物質ドーパミン分泌”による「快」の感情が湧き出る、ドーパミン駆動型”SEEK/WANT/TRY/LIKE”の情動ではないかと考えています。

 

自説・持論ですが、「人生」は、「本業(家庭・仕事・学問)」「個人テーマ(趣味・スポーツ・芸術)「哲学(自分軸)」の3点セットだと思っています。3拍子揃った”人間力”を持ちたいと思います。自分の能力・適性・キャラを活かし自然体で、素直謙虚さを持って、無意識の世界の「もう一人の自分」と対話しながら、個々人の目的意識や価値観に沿い、「今、ここ」にベストを尽くし基本理念「心豊かに自らの道を究む」に沿って歩んで行ければと思います。

 

[文字数:1,347字]

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第270回ー「自然創発型循環モデル」総括と未来展望ー

1.「自然創発循環型モデル」概要

(1)「自然創発循環型モデル」は、「自然環境下の有酸素運動」を起点とし、これと「高度思考」を組み合わせ、「無意識の世界」の開拓により、「気付き」「閃き」「斬新な発想」を経て、「創造性開発」に繋げる手法です。

 

(2)「自然環境下の有酸素運動」後は、➀心地良さ=「快」の感情、➁「心身」健康、③「脳」活性化、の3つの効果を体感できます。この有酸素運動効果は下記7項目のメカニズムの相乗的作用と考えられます。

 ➀身体(含む脳)の血流増加による器官への十分な酸素供給

 ➁神経伝達物質ドーパミン+H&N物質(セロトニン・βエンドルフィン・オキシトシン)分泌

 ➂イリシン・BDNF(脳由来神経栄養因子) 分泌

 ➃神経ネットワーク CEN⇌SN⇌DMN「動的平衡」適正化

 ➄脳波 α波・θ波 優位

 ➅RAS(脳幹網様体賦活系)最適化

 ➆「意識の場」”指揮者” 前障 活性化

 

(3)「無意識の開拓」フローは以下の10工程です。

 

➀自然環境下の有酸素運動→➁SN活性化→➂神経伝達物質の同時分泌→➃BDNF分泌→➄DMN最適化→➅無意識の活性化→⑦CEN⇌DMN同期化→⑧創造性の前段階=「気付き」「閃き」「斬新な発想」「アイデア同士の結合」→⑨意識⇌無意識の往復運動の増幅=「動的平衡」→⑩無意識の開拓→創造性開発。

 

 

2.個人研究アプローチ

下記イメージの如く、文献調査での「理論固め」と、野外での「現場体験」を基に、私自身の「身体」「脳」「心(マインド)」での感覚・感情・思考”センサー”としてきました。理論と実践の往復工程の中での”体感”は何にも代えがたい評価ツールです。

 

私自身の仮説推論の中から、「自説・持論」をブログ論考の中で提案することも多いかと思います。またインターネット環境整備や生成AI技術革新が支えになって、世界各国の参考文献調査が容易になったことも、個人研究の量・質・スピード向上に繋がっているかと思います。

                個人研究(仮説推論)

       理論(文献調査)  ←→  実践(現場体験)

 

3.「無意識の開拓」手法について

(1)深層心理学の「氷山モデル」によれば、海水面上の氷部分=「意識」の領域は全体の5%程度で、水面下の氷部分=「潜在意識」「無意識」の層が全体の95%を占めています。

この95%の「潜在意識」「無意識」層にある情報・記憶同志の結び付きが、気付き・閃き・斬新な発想に繋がります。イメージ的には、この「無意識領域」の活用=「無意識の世界」の扉の開度を拡げることを、「無意識の開拓」と呼んでいます。

 

(2)「もう一人の自分」との対話

 無意識の領域にある情報・記憶を持つのが「もう一人の自分」と考えます。個人的には、その「もう一人の自分」との対話は、3つの手段で行っています。

自問自答(ジャーナリング)、➁賢者との対話(読書)、➂AI活用(生成AI問答)です。

気軽にできるのは➀「ジャーナリング」です。自分の本音・本心(内面)をメモ用紙に殴り書きして、無意識の領域に近付きます。②は「読書」ですが、自分の目的意識・価値観に沿ったテーマについて、良書の著者とのキャッチボールで自分の内面を探ります。賢者である著者との”真剣勝負の場”です。➂は「生成AIとの問答」ですが、個々人の言語化能力=質問力が重要です。

 

(3)「無意識の開拓」は、有酸素運動とセットで、「もう一人の自分」との対話を行うことが重要です。「有酸素運動」3つの効果であり、「メカニズム」7項目あり、「無意識の開拓」10工程そのものです。

 

4.「自然創発循環型モデル」の位置付け

(1)「ドーパミン+H&N物質の分泌と相互作用」「CEN⇌SN⇌DMN の往復運動⇀動的平衡とDMN活性化」が最重要です。

(2)「意識⇌無意識」の「往復運動」の振幅・頻度・スピードの最大化 「動的平衡」 → 「同期化」キーワードです。

(3)「自然環境下の有酸素運動」を起点とする「自然創発循環型モデル」は、『自然(身体) → 感性(対話) → 理性(知的生産)』という三層構造を統合した、自然で合理的なシンプル手法です。

 

5.「自然創発循環型モデル」の有用性と未来展望

(1)「自然環境下の有酸素運動」「自己対話・賢者との対話」「知的生産」「無意識の開拓」「気付き」「閃き」「斬新な発想」「創造性開発」「自己表現」「自己実現」「自己超越」が”自然循環”する構造は「 人間の成長モデル」として完成度が高いと考えられます。

 

従って、個々人のレベルにとどまらず、組織や社会の様々な局面での応用が期待され、具体的には、学業・仕事・事業・自己啓発・趣味・スポーツの場面が想定されます。

 

6.「自然創発循環型モデル」の精神医学分野への応用可能性

最後に、「自然創発循環型モデルの精神医学分野への応用可能性を取り上げたいと思います。

(1)”人類進化の歴史”から見れば、現代の都市圏の生活環境は人工的で不自然です。複雑な人間関係や社会心理的ストレスが引き金となって、近年、精神疾患の増加が危惧されています。そのような社会心理学的見方に加えて、生物学的観点で捉えた精神疾患の主たる原因は、1)脳内神経ネットワーク、CEN⇌SN⇌DMN「動的平衡」の乱れ、2)脳内神経伝達物質の分泌異常、と見るのが一般的でしょうか。

 

(2)上記前提の下、大胆な仮説として、「自然創発モデル」が精神医学分野に活用できるのではないか、という提案です。

現代の精神医療は、”投薬治療”が中心ですが、今回の提案は、この投薬治療とセットで自然創発モデルを実践することにより、”生命体が持つ自然の力”を借りて、「精神疾患の予防」と「投薬治療の助け」が得られるのでは、という内容です。

 

具体的な精神疾患の例としては、鬱病(含むうつ状態)、適応障害、パニック障害、躁鬱病(双極性障害)、統合失調症が挙げられます。

 

(3)脳内神経伝達物質ドーパミン+H&N物質分泌と、脳内神経ネットワークCEN⇌SN⇌DMN「動的平衡」活性化は、精神疾患の主因とされる項目と関連する作用です。特に、有酸素運動に拠る神経伝達物質ドーパミンとH&N物質(セロトニン・βエンドルフィン・オキシトシン)分泌の相乗的作用が、今回の発想の原点です。”合成医薬品”投薬でなく、「生体内(天然源)生理活性物質」の自然でマイルドな複合効果を活かしたいという考えです。”合成医薬品”よりも「生体内神経伝達物質」の方が、勿論「自然」な配合比と分泌速度です。また合成医薬品の副作用を回避できるというメリットがあります。

 

また神経ネットワークCEN⇌SN⇌DMN「動的平衡」の適正化は、創造性開発に繋がるDMN(デフォルトモード・ネットワーク)活性化を含みます。

 

(4)「脳内神経ネットワーク CEN⇌SN⇌DMN の「動的平衡」は、遺伝・ストレス・睡眠・社会的つながり・生活習慣・自然環境・免疫など多くの要因が重なってバランスが崩れることがあります。つまり、精神疾患は“脳の動的平衡が乱れた状態”であり、その背景には複数の要因が絡み合っています。1. 遺伝的要因(脳の配線の“初期設定”)、 2. ストレス(SNの過敏化 → CEN低下 → DMN過活動)、 3. 睡眠不足(ネットワークの“再同期”ができない)、 4. 社会的孤立(DMNの過活動)、 5. 生活習慣(運動不足・自然欠乏)、 6. 免疫・炎症(脳と免疫の相互作用)、 7. トラウマ(SNの恒常的な過覚醒)、という7つの要因が重要です。遺伝的要因を別にすれば、自然創発モデルは、「精神疾患の予防」や「薬物治療の助け」に対して効果があるのではと期待しています。

 

(5)「自然環境下の有酸素運動」「自己対話」「第3者との知的対話」などが、「神経ネットワークの動的平衡の乱れ」に有効な上、「神経伝達物質」分泌の適正バランスにも効果があると考えると、精神疾患の予防や薬物治療の助けになるのではないでしょうか。

 

 

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