「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第223回ー「有酸素運動」を出発点とする「創造性開発」モデルー

私自身の生活習慣ですが、毎日1万歩のウォーキングを”生活の軸”にしています。有酸素運動後は、1.心地良さ=「快」の感情、2.「心身」健康レベル向上、3.「脳」活性化、を実感しています。この有酸素運動効果のメカニズムについては、①体内、特に脳の…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第222回ー人間の気分と創造性は大気圧に左右されるー

今朝は快晴です。昨日はWシリーズ第3戦「ド軍延長18回での勝利」、大谷選手は9連続出塁・本塁打2本・2塁打2本・敬遠4回・四球1回は”歴史に残る大記録”です。観戦疲れ(朝の9時から夕方16時までTV応援は一生の思い出)もありましたが、昨夜、熟睡できたのは快…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第221回ー元サッカー日本代表監督・岡田武史の「勝負師」人生哲学ー

今月の日経「私の履歴書」連載の元サッカー日本代表監督・岡田武史の「勝負師」人生が面白い。稀代の勝負師・岡田武史の言葉は、組織リーダーのみならず「企業経営者」「投資家」に役に立つと思うので、少し紹介したい。 岡田武史の実家は医師の家系で、阪大…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第220回ー「アハ!体験」とは?、神経伝達物質ドーパミン分泌が関与する気付き・閃きの謎ー

自分の過去ブログを見直していて”超重要”な記述に気付きました。第139回(2024-12-11)『JALCO株(田辺社長)中長期投資家の「ポジティブ心理学」活用術』作品は、チクセントミハイ著「クリエイティヴィティ」書を参考にした7千字の論考記事です。 『「アハ…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第219回ーSEEK・WANT・TRY・LIKEの感情が「ドーパミン+H&N物質」分泌を促し「人間の本能・本性・本質」を決定付けるという仮説ー

人間の行動原理としては、1.合目的性、2.試行錯誤、3.動的平衡(人間は動き回るのが「自然」本来の姿)、の3点が重要だと考えています。また私たちの日常の生活行動は、”面白い・楽しい・良いな!”という感情に基づいた「興味・関心・好奇心」が動機にな…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第218回ー「スキル=形式知の世界」と「センス=暗黙知の世界」のバランスの妙ー

最近の私の興味は、「無意識・暗黙知の世界」「身体感覚・身体知」「人間の本能・本性・本質を探る=人間研究」「センスの本質」の4テーマです。これらは相互に関連性の深いテーマです。 特に、今考えているのは、「スキルとセンス」の”バランスの妙”です。 …

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第217回ー「センスは無意識の世界が導く感覚」「センスの神様は細部に宿る」という仮説ー

千葉雅也著「センスの哲学」(2024/4/10、文藝春秋)という本を読んでいます。名著です。250頁有りますが、著者の真心のこもった、比較的読みやすい、文字通りセンスに富んだ本です。YOUTUBEに10本以上の紹介動画がある人気作品です。 私の個人的興味で選ん…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第216回ー「センス」という言葉の「意味」とその「本質」は?ー

「センス良いね!」と言われるのは嬉しいものです。「スキル」も大事ですが、「センス」は「真・善・美」という概念、特に「美意識」と関係している気がします。とても”魅力的な言葉”だと思います。 そこで、今一度”原点”に戻って「センス」の定義を調べてみ…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第215回-ベストセラー作家「林真理子」作品のズバズバ本音(小気味良さ)からの発想の転換ー

女流ベストセラー作家・林真理子作品を初めて読みました。面白いですね。「野心のすすめ」(2013/4/20、講談社現代新書)という本です。販売50万部超だそうです。 実家が本屋で読書好き、いじめられっ子・ドジっ娘的な小中学生時代から一転、高校時代は人気者…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第214回-「スキル・センスと暗黙知と創造性開発」-

自分を鼓舞するキャッチワードは、「スピード」「シンプル」「スマート」の3Sと、「スキル」「センス」の2Sです。”リズム感”のある言葉です。「3S+2S=5S」を大事にしていきたいと思っています。 ネット記事KI-KAKE編(2024/9/6)「センスとは何か。センス…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第213回ー「人間の本能・本性・本質を探る(=人間研究)」中間総括ー

本ブログは2023年11月に開設し「スポーツ(運動)と脳科学」を主題にしてきました。背景には、副題「人間の本能・本性・本質を探る」(=人間研究)への興味があります。この主題・副題について、「人間の行動原理」を基に、「脳科学」「心理学」「哲学」の…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第212回ーポランニー「暗黙知」と文武両道忍者「無意識の世界の旅と創造性開発」の共通性ー

ポランニー著「暗黙知の次元」 俳人・黛まどかさんの日本経済新聞紹介記事('2024/10/12)を読み、また野中郁次郎先生の「知識創造理論」研究の延長線上で、ポランニーの名著「暗黙知の次元」を手にしたのは今年の正月明けでした。ですが、当時、ポランニー…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第211回ー有酸素運動を生活の軸にした「無意識の世界」への旅と「創造性開発」メカニズムー

有酸素運動が生活の軸 立山連峰を望む恵まれた自然環境下、毎日1万歩のウオーキングを3~4回に分け、知的生産活動とセットで行っています。毎日の「有酸素運動」により、①心地良さ=「快」の感情、②「心身」健康レベル向上、③「脳」活性化、の3つの効果を実…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第210回ー私の最新ブログ作品を基に、生成AIが編集した養老孟司先生と春山医師(「脳内革命」著者)の「仮想対談」ー

”文武両道忍者”こと、私の最新ブログ記事は、第209回(2025/8/24)『人間の本能・本性・本質を探る「人間研究」と「無意識の世界」への旅』、という3千字の論考作品です。 今回は、このブログ記事を基に、生成AI(Microsoft社”Copilot”)にプロンプト(指示…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第209回ー人間の本能・本性・本質を探る「人間研究」と「無意識の世界」への旅ー

30年前の”愛読書”春山茂雄著「脳内革命」(1995/6/5、サンマーク出版)を本棚から取り出し読み返しました。当時のサプライズ内容5項目を思い出しました。 1.東洋医学は”気持ち”を良くする医学、モルヒネを出す医学、その指標が脳波α波。(123頁・127頁) …

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第208回ー「静座瞑想」でなく「動的瞑想」と「瞑想的対話」による「無意識の世界」への旅ー

私の個人的な生活スタイルですが、毎日1万歩のウォーキングを生活習慣の軸にしています。ウオーキングは立山連峰を望む恵まれた自然環境の下、歩く距離は7~8kmで、毎日100分程度の時間を要します。この有酸素運動とセットで、読書・ジャーナリング・調査研…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第207回ー「無意識(暗黙知)の世界」への旅と「直観的思考」による創造性開発ー

深層心理学の歴史の中で、意識・無意識の「氷山モデル」イメージが確立されてきました。この「氷山モデル」では、海水面上の「顕在意識」は全体の5%程度で、残りの95%は「潜在意識を含む無意識」の領域です。私の個人的な興味は、「無意識(+暗黙知)」「…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第206回-毎日1万歩の有酸素運動(身体知)と「内向的直観型」思考による統合モデル開発-

本ブログ主題「スポーツ(運動)と脳科学」の中間総括です。副題「人間研究」=人間の本能・本性・本質を探るためには、先ずは「自分を知る」ことへの挑戦でもあります。 「自分の特徴・持味は何か」を探るには、自分の少年時代のキャラが原点です。橘玲著「…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第205回ー「人間の行動原理」に則った「歩く瞑想」「書く瞑想」から「無意識の世界」の旅へ-

人間の行動原理は、様々な局面で欲求を満たすために、①合目的性(目的意識)、②試行錯誤、③動的平衡(人間は動き回るのが自然本来の姿)、の3つがあると考えています。本能的な「快」の感情を満たす意味合いで、フロイトは「現実原則」の他に「快感原則」が…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第204回ー有酸素運動を生活リズムの軸にした「内向的直観型」無意識化による知的生産性向上ー

立山連峰を望む恵まれた自然環境の下、毎日1万歩のウォーキング(有酸度運動)を生活リズムの軸にしています。有酸素運動と知的生産活動をセットで進めることにより、創作品の質的向上と効率化が可能となります。 具体的には、毎日7~8キロの距離を3~4回に…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第203回ー自分を鼓舞する「キャッチワード」と「センス」を磨く方法ー

「言葉選び」「言葉遊び」にハマる瞬間があります。早起きしてメモ用紙に殴り書きしたのは ”3S+2S=5S”、頭文字が「S(エス)」で始まるキャッチワードです。 3Sは「スピード」「シンプル」「スマート」、2Sは「スキル」「センス」です。 今回は「センス」…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第202回ー不確実性の高いテーマ展開に際しての「INPUT」情報源と「OUTPUT」行動解析ー

長年にわたるスポーツ・研究・投資など「不確実性の高いテーマ」展開に際し、時代背景や様々な局面に応じた情報収集・現状解析・意思決定を経て、具合的行動を進めてきました。今回は、個人的な日常的生活習慣としての「INPUT」情報源と「OUTPUT」行動解析に…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第201回ー「書く瞑想」=ジャーナリング(内省の一種)体験談についての生成AIとの対話ー

最近、「内省」「ジャーナリング」という言葉に興味を持ち、色々調べていくと、自分がここ数年、無意識の内に実践している方法が、「内省」「ジャーナリング」そのものなんだということが分かってきました。自分で「言語化」「文章化」するより、ここでは「…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第200回ー養老孟司先生の著作からの学び10選ー

’23年11月に開設した「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」ブログ記事”200回記念”号です。 「解剖医」とか「東大名誉教授」とかいう肩書が要らない養老孟司先生の著作から得た学びを選んでみたいと思います。養老先生のブログ記事は今回で5作目です…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第199回ー宮嶋勲著「最後はなぜかうまくいくイタリア人」からの学びと「生成AI」活用術ー

宮嶋勲(1959-、東大経卒・伊新聞社勤務後執筆活動)著「最後はなぜかうまくいくイタリア人」(2018/1/5、日経BP)、という本の話題です。 本書は2015年発刊「単行本」を2018年に文庫化、2024年1月時点で第12刷で、超小型サイズです。意外とベストセラー(…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第198回ー養老孟司著「唯脳論」から現代社会と人間の本質を探る-

長年の養老孟司ファンです。「考えるヒト」(2015年10月、筑摩書房)という作品で”人間の脳の構造や仕組み”を学び、”人間の行動原理”を知りました。 ブログ開設に際しては、背景に「人間研究」「自然との対話」というテーマがありました。「養老孟司」研究に…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第197回ースポーツ・研究・投資の「勝負」局面における「平常心」「身体感覚」「無意識」仮説ー

不確実性の高いテーマ、「スポーツ」「研究」「投資」の ”勝負” 局面において 「自然体」「平常心」が大事なのは、 「論理」だけでなく、「身体感覚」や「感情」面を重視した 「無意識」状態における 個々人の「直感」や「第六感」からの ”気付き”や閃き”が…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第196回ーA.ダマシオ「ソマティック・マーカー仮説」(第六感の正体は身体感覚である)ー

「暗黙知」「身体知」について勉強しています。 ”人は脳だけでなく身体でも考えている” という、アントニア・ダマシオ「 ソマティック・マーカー仮説」に興味を持ち、ネット調査で、勝間和代さんの「第六感の正体は身体感覚である」 という動画(2021/12/20 …

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第195回ー今井むつみ著「認知心理学」の世界と今後の展望ー

’25年5月に手にした今井むつみ慶応大学名誉教授の新刊書から本当に多くの学びを得ました。 今井むつみ著「人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学」(2025/5/23、日経BP) 本書を読むに際し、並行して数多くの参考書・文献を参照し、動画を視聴し、…

「スポーツ(運動)と脳科学」副題「人間研究」第194回ー岩尾俊兵・慶大商学部准教授/WHDC(ワイハウ)社長への期待ー

趣味と実益を兼ねて小型成長企業2社の中長期株式投資を楽しんでいます。JALCO(6625)・WHDC(3823)2社は、共にユニークで存在感のある社長が経営をリードしています。今回は慶大商学部准教授でもあるWHDC・岩尾俊兵社長についての話題です。 個人的に岩尾…