「スポーツ(運動)と脳科学」第77回ー自然(体)・自由(技術)・自分(軸)と「自己成長の螺旋」ー

自分の価値観の中で重きを置く「自」が付く言葉が3つあります。「自然(体)」「自由(技術)」「自分(軸)」です。

 

「自然」は文字通りの名詞”nature”の他、形容詞"natural”自然な副詞"naturally”自然に、という言葉を文章の中で良く使います。また「自然体」(=平常心)という言葉も大好きです。

 

「自由」という言葉は、「自分の思い通りに振る舞うことができる(、またはその状態)」や「自己の主体的な考えのもとに行動を選択できる(、またはその状態)と辞書に書いてあります。また山口周著「自由になるための技術リベラルアーツという本の影響を多分に受けています。良書です。

 

「自分」という言葉に関連して、「自調・自考+自責・自行」を自分の行動指針としています。「自ら」「自ずから」の言葉と併せて、「自分軸」という言葉も使います。自分自身、「少し」と言うよりも「かなり」自意識が過剰なのかも知れません。

 

コビー著「7つの習慣」は私自身の人生の基本書の中の一冊としています。この本はインサイドアウトという考え方を基本概念にしています。これは自分自身の内面から始めるという意味で、内発的動機付けを行動の出発点としています。内面の最も奥にあるパラダイム(物の見方)、人格、動機を見つめることから始めるのです。「インサイドアウト」は人間の成長と発達を司る自然の法則に基づいた継続的なプロセスで、上向きに成長する螺旋です。上向きの螺旋を登るには、より高い次元で自ら学び、自ら決意し、自ら実行することが求められます。

7つの習慣の中の「第1の習慣」は「主体的である」です。どの習慣でも、行動を起こすのは自分の責任です。周りから動かされるだけの人間でなく自ら責任を受けて自分から行動を起こすことによって成長や成功の機会やそのレベルも大きく変わります。

 

恵まれた自然環境の中で、毎日1万歩の有酸素運動を生活の軸に、「自然体」で、「自由」を尊び、「自分の価値観」を大事にして、行動指針「自調・自考+自責・自行」に沿い、自己成長の螺旋を上向き(=スパイラルアップ)していければと思います。