「スポーツ(運動)と脳科学」第37回-行動哲学についてー

学問として「哲学」を正規に学んだことはないのですが、哲学っぽい本を読んだり、哲学的考え方をするのは割と好きです。また頭で考えていることを言語化したり「文章化」したりすることは習慣にもなっています。

正式に「哲学」を学んでいないので、仕事や勉強など日常の生活習慣の中で哲学的な考え方を体得してきたのかも知れないですし、特に競技スポーツの中で、頭でなく体で(、身体を動かしながら)多くの「行動哲学」を学んできたような気もします。

 

自分の「行動哲学」について考えてみます。先ず、元々は

自然体/平常心+心・技・体+知性/哲学→自己表現→自己実現→自己超越(社会貢献)、

という基本フローだったのですが、先日(2024/2/15、本ブログ第36回の中で)少し補強して、基本フローを次の表現にしました。

1.自然体/平常心+2.興味・関心・好奇心+3.状況判断/思考(直観/熟考)/意思決定+4.「心・技・体」+5.知性/哲学自己表現自己実現自己超越(社会貢献)

行動面での「心・技・体」の前に、「頭の中の思考」の説明を追加し、少し複雑になったので「番号付け」をしました。自分で興味・関心・好奇心のある(内発的動機からの)テーマについて、良く状況を踏まえ・思考し・意思決定していく、「内面」重視の路線です。コヴィー著「7つの習慣」の基本概念として知られているインサイドアウトという考え方を参考にしています。

また自分の「内面」から行動に繋げていく時の行動指針として

「自調・自考」+「自責・自行」、を旨としています。
    

最後に、もう一つの大事な、日常生活の中での行動について良好な結果を得るために、基本方針(・哲学・理念)を出発点にPDCAサイクルを回して成長スパイラルを上昇軌道に乗せるというPDCA自己管理手法を採用しています。

Policy/Philosophy/Vision + P・D・C・A → Performance向上

 

以上、幾つかの個人的な行動哲学の「型」を説明させていただきました。

「基本フロー」「行動指針」「自己管理手法」、の3つになります。

長い年数をかけて体験・体感・体得してきましたから、「頭」と「体(身体)」が馴染んだ内容です。自然体と平常心で、様々なテーマに挑戦し、行動の幅を広げていきたいと思っています。