今月は、毎日早起きするのが楽しみだ。持株の株価が好転しているのと、もう一つは日本経済新聞の女性登山家・今井通子医師の「私の履歴書」を読めるからだ。このブログを開設する前に、自分もいつか「私の履歴書」を書いてみたいと思っていた。原稿の文字数を数えたら1,400字/回程度*30日=月にして4万字強の作品だ。この連載は筆者の人間力そのものが曝け出される。本音も記されているので面白い。
今井通子さんは、1942年生まれ、御年81歳か。医師として働く傍ら、女性として世界で初めて欧州アルプスの3大北壁(マッターホルン・アイガー・グランドジョジョラス)を登攀した。
今井通子さんの文章は歯切れが良く、リズム感があるので読みやすい。文章を見ると「短文」が多く、言い切る表現だ。清々しく潔い。結局、「今井通子」という人間の本質、器の大きさが文章に出るのだろう。「男らしさ」さえ感じる。
立山連峰を臨みながら、毎日1万歩の自然散策を続けている。山へも良く行った。
「文武両道」忍者を目指す小生としては、世界レベルの「文武両道」登山家の記事を読めるのは幸せなことだ。「知性・感性・野性」、「心技体」、「知情意」のバランスと総合力、これ以上の手本はない。あと10日間、「今井通子」物語と人間力を堪能しよう。