「書く瞑想」という本が出版されています。面白そうなので図書館に貸出申込みをしたのですが、予約待ち10件ということで、まだ読んでいません。世の中の本を読んでから後追いで行動するのではなく、自分で主体的に発想し行動することを潔しとするタイプなので、自分が考え、実践してきた方法を纏めてみたいと思います。
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1.A5判バインダーに「A5版メモ用紙」20枚程(A4印刷ミス用紙の裏面利用、半分にカット)を重ねる。バインダーは5枚程(5テーマ分)用意。
2.気付いたことを「テーマ別」に4色ボールペンで「メモ(殴り)書き」し、寝かせておく。
3.必要に応じ、後日4Bシャープペンで「追加のメモ書き」と、4色ボールペン筆で色付け。この段階は「綺麗な字」や「丁寧な色付け」をする。そして2回目の「寝かし」をする。
4.アイデアを膨らませたい「割と重要な個別テーマ」については、A5用紙に清書し綺麗に仕上げる。確かに気分良く自分に集中できる気がする。この段階は「瞑想」に近いのかも知れない。
5.最終的には、主要テーマについて
1)A5版作品は年3-4冊作成「研究ノート」に貼付し、長期保存の上、必要に応じ見返す。
2)重要テーマについては、PCデータ(EXCEL)入力し、長期保存の上、必要に応じA4版プリントとして活用する。日常的活用にはA4版ハードケース保管が便利(手持ち作品として50テーマ程を保有)。
3)ブログ作品の基礎資料として活用。
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以上が概要です。
参考情報として、本ブログ第11回「知的生産技術としての前田裕二著「メモの魔力」について」、という記事に纏めてあります。メモの本質は「ノウハウ」ではなく、「姿勢」「生き方」の問題だそうです。私自身も、メモ技術は創造性開発の原点と考えています。
自分の感じ、思い、考えを、素直に言語化・文章化(ジャーナリングと言うそうです)により、頭の中を整理し、場合により、概念図によりイメージを明確化し、相互の関係を階層構造にしたり、具体化と抽象化の往復運動により物事の「本質」を考えることは極めて有意義です。
個人的には、メモ書きは手指と腕の「運動」効果により、脳の活性化をもたらすという実感があります。スマホの指先入力ではその効果は小さい気がします。
自分の発想で、「自調・自考+自責・自行」することを重要視しています。
コビー著「7つの習慣」の基本的考え方である「インサイド・アウト」という概念は自分自身の内面から始める、という意味ですが、創造的アウトプットの出発点として内発的動機付けは重要です。私の好きな4文字熟語「原点回帰」(Return to basics)という言葉に相通ずる面があるかと思います。
「書く瞑想」についての参考書
古川武士著「書く瞑想1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される」(2022/1/12、ダイヤモンド社)
吉田昌生著「書いて整える1分間瞑想ノート」(2023/11/20、フォレスト出版)
私が自分の発想と試行錯誤の中で得た「書く習慣」の方法と既存の「書く瞑想」本の方法の差異や特徴を比較評価できるのはもう少し先ですが、読書にはこんな楽しみ方もあるのだなと、今からワクワクしています。