「スポーツ(運動)と脳科学」第70回ー脳科学と哲学の融合で得た生活習慣と4M仕事術ー

出発点は株式投資、5年前です。「株」の道を突き詰めると「投資家(=人間)心理」研究がポイントということがわかりました。”HOW-TO”「技術」と思っていた「株」は、実はそうではなく”WHAT”「物事の本質」を見極めること、が重要であると認識しました。ならば人間の脳の構造と仕組み=脳科学と人間の本質=「哲学」の世界です。

であれば、自分自身の日常生活=人生、にそのまま適用できる筈だと考えました。

 

そんな観点から、過去5年間の学びで得た知見を、下記「心豊かに道を究む」4M仕事術として概念図に纏めました。

 

1.基本書として、孔子論語・アダムスミス国富論」「道徳感情論」渋沢栄一論語と算盤」の3冊・・・古典ですが、何れも現代版解説書があります。

2.自然科学分野脳科学・自然・環境・生命10名の学者・研究者の著作

3.人文・社会科学分野「教養・哲学・人生論」10冊の教養書(大作を含む)が基礎資料になります。

 

この概念図に示した「生活習慣」は、項目1・2・10以外は極「普通」の項目です。但しルーチン「確度」と「質」は重要です。一言で言えば、かつてのMLBイチロー選手や今大活躍中の大谷翔平選手が理想モデルかも知れません。特記すべき生活習慣としては、項目1.の何事も自然体・平常心で感謝の気持ちを忘れることなく、項目2.の毎日1万歩の有酸素運動は生活リズムの基礎ですし、項目10.はイデア・発想・創造性開発において重要です。

 

また4M仕事術は、仕事に限らず、学業・家庭・趣味・スポーツ・芸術などあらゆる分野に適用できます。ここで4Mとは、MIND(心構え)METHOD(技法)MONEY(資金)総合的にMANAGEMENT(経営)するという技術です。すべて、岩尾俊兵著「世界は経営でできている」に記された「経営」という概念で主体的に取り組むことができます。

 

「4M仕事術」は、具体的には第67回ブログ(2024/3/31)に示した基本理念と行動哲学に準拠し、地道に創造的アウトプットを継続し、自己表現/自己実現/自己超越(社会貢献)を目指したいと思います。