「スポーツ(運動)と脳科学」第69回ー自然環境と有酸素運動と野性ー

自然散策に絶好の季節、毎日1万歩のウォーキングは2~3回に分け、合計80分です。今日は我が家の目の前の、季節になるとが乱舞する俗称「蛍川」べりの街路樹の桜が五分咲きでした。自然公園のコブシの花は満開でした。あと2カ月くらいは美しい草花と新緑が眩しい良い季節です。野鳥の動きも活発で、今春のウグイス初鳴きは3/24でした。庭木にブドウとミカンをセットした餌場には、毎日ヒヨドリがやってきます。

 

本ブログ第15回(2023/12/31)に「有酸素運動を軸にした生活モデル」を記事にしました。四季折々、自然の景色を眺めながら、大げさに言えば、動物や植物との共生を実感することも多いです。動物・植物などの生命体は、海・山・森林・河川・湖沼・平野など地球環境の中で、太陽からの熱・光エネルギーに受けながら、栄養分と酸素と二酸化炭素を他の生物や大地や大気から獲得しながら、生命を維持しています。

 

都会には土や緑が少ないので割と人工的な環境ですが、地方は自然が豊かです。若い頃は、登山やスキーや渓流釣りに出かけると、心身(・脳)共に元気になりました野性(野生)が蘇るという感じです。今、自然環境に恵まれた北陸・富山に住みながら、野生(野性味)が回復してきたと実感します。

 

第67回ブログ(2024/3/31)の「心豊かに自らの道を究む」基本理念と行動哲学、の中で、基本フローとして「5.理性・感性・野性/哲学」に挙げた「野性」というのはそういう意味合いです。

 

人が(自分が)行動する局面に応じて、例えば仕事の場面では、理性:感性:野性=6:3:1の割合とか、またスポーツの場面では、理性:感性:野性=3:3:4の割合とか、無意識に変化させているのだと思いますが、少なくとも人間が本来持っている「野性」味は常に持つべきだと考えています。「伝家の宝刀」を抜く場面は、意外にも日常の中にもあるのではないでしょうか。実力を出す・出し切る、創造力を発揮する、閃きを感じる、発想を転換する、大自然と対峙する、などの場面で有効性大ではと思います。端的に言えば「動物的カン(勘・感・観)」です。

 

厳しい自然環境の中で、競技スポーツの場面で、思考・文筆に超集中したい時、などです。また有酸素運動しながらだと(、全力疾走でない限り)、何故か集中できる自分の存在と野生(野性)の力強さを感じます。マラソン大会や競技テニス試合(シングルス)で競っている時などです。深雪スキーで悪戦苦闘している時もそうでした。

動物的感覚として、海・山・源流・雪山・森林など大自然の中に行くと、人間の「理性」や「感性」を超えた動物的な「野性」的なものが、大きく自分の心を動かす経験を何度もしてきました。都会的な生活が中心になってきているとはいえ、勘・直感・直観という部分もあります。五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)以外に、身体全体(・内面?)で感じる肌感覚や第六感のような感性(+野性?)は大事にしたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・

今回の記事は、場当たり的に、構想や予備原稿なしに、また文章の起承転結を無視して、PCキーボード入力を進めました。偶には、こんなブログ記事作成も良いのではと思いながらです。

「理性:感性:野性の割合」について論じた文献など、見たことも聞いたこともありませんが、独断と偏見で、成り行き任せの文章を作成しました。因みに今回の記事は、理性:感性:野性=2:4:4の割合、という自己評価です。